早稲田の国語満点取得者が教える、現代文から運の要素を抜くため意識すべきこと

現代文は運!じゃない!




私は国語が得意で、いつも得点源でした。

早稲田の入試本番でも、社学は満点教育は9割政経・商は8割法も7割の得点率でした。

以上の得点率が得られれば、他教科で少々ミスをしても合格できるアドバンテージを得られます。

今回は、そんな私の国語の勉強論をお伝えできればと思います。

 

現代文の特殊性

現代文の勉強は、他の科目と少し性質が異なり、知識的な勉強はほぼ不要です。

なぜなら、本文に答えが容易されているからです。

 

文章を素直に読んで、問いにそのまま答えればいい。

 

つまり、現代文は、本文・設問を理解できることが重要です。

受験生
当たり前じゃん?

 

と思うかもしれません。

しかし、みんなこれができないから点差がつくし、挙句の果てに

国語(特に現代文)は運だ!!

等という暴論を振りかざす人まででてくるんですね。

 

私も現役時代は点数が安定せず、なんやこの科目ゥ!?と憤っていました。

しかし、このことに気付いた時、点数が高いレベルが安定するようになったのです。

国語は運によって左右されるものではありません。

 

文章・設問を理解する

このことを意識すれば、センター試験ならコンスタントに9割は取れるし、毎年ちょいちょい絶対に解けないような悪問を挟んでくる早稲田の一部の学部の国語でも、「文章を読んで、設問に答え」られる問題をしっかり押さえれば、合格点+αの点数は取れるようになります。

 

もっとも、難解な日本語の長文を理解して読むためには、この意識があるだけでは足りず、多少の技術も習得するとよいと思います。

 

私が主として使用したのはこちらです。どちらも評判がよいですね。

しいて言えば田村の~は難易度が低く、酒井の~は比較的難しいので、間となる本が欲しいところかもしれません。

ミラクルアイランドは、書いてあることが理解できれば有用です。

 

これらの受験対策本には解法テクニック、特にマーカーの方法が載っていますが、それらはあくまでも読解のためのツールにすぎません。

私が主に用いていたのは、逆説に「▽」筆者の考えに波線「~」を引く、例示をかっこがきで覆う、というものでした。

 

現代文の参考書を読むと、他にもいろいろマークするポイントが指摘されています。しかし、個人的には、文章をよりよく理解するためのマークなので、注意力が分散しないために、これだけで十分だと思います。




入試現代文が難しい・・・ワケ

 

受験に用いられる現代文は、大人向けの文章なため、ある程度文章が難しいのは当然です。

 

問題に引用されるような文章の筆者についてご存知でしょうか。

どの人も名前をググればwikipediaが出てくる上に、素晴らしい学歴や研究成果が並べ立てられていますよ。

要はその道のトップレベルを先行する人たちの文章が現代文入試に引用されているんですね。

小話
話が逸れますが、私は受験で触れて知った中では「加藤周一」さんの文章が好きでしたね。
彼は東大医学部出身の、哲学者・・・なんでしょうか。Wikipediaには文学者と書いてありますが、教養人的な意味で哲学者な気もします。
梶井基次郎の『檸檬』についての評論を読んで、美しい文章だなと思う同時に、何この人頭良すぎてイっちゃってんな(何言ってるかわかんねえ)と感動した記憶があります。それで、名前を検索して経歴を知ったら「やっぱりな(レ)」となりました。

(上記の評論文は、記憶が確かなら『現代文読解力の開発講座 新装版/駿台文庫/霜栄』で読めます。)

こんな風に現代文をきっかけに哲学や人物に興味を持つのも勉強としてはアリだと思います。私の周りでは鷲田清一さんのファンが多かった印象。なぜだろう。

 

話を戻しますが、そんな頭がいい人たちのが考え抜いて辿り着いた境地です。

凡人には理解しかねるに決まっていますよね。

彼らも自分が到達した境地を人にわかってもらうことが難しいのは知っているはずです。自分の文章が難しいことは承知の上なのです。多分。

そこで、どうにか自分の考えを読み手にわかってもらいたい、ということであの手この手で説明してきますあの手この手というのは、例示や引用などです。

 

部分的に筆者の考えがわからなくても、引用などされている部分から本文が言わんとすることが感覚的にわかればよいのです。

また、それは引用・抜粋されている文章のみから読み取れればいいのです。余計な想像は挟まないでください。

 

語彙補強(インプット)が必要なレベル

現代文には、ほぼ知識は不要と書きましたが、問題を解いていて、これができるレベルなら不要です。

しかし、もしかしたら、例示を見ても筆者がいわんとすることが全くわからないというようなレベルの人もあると思います。

例えば、センター試験レベルの評論がわからない

あるいは、

比較的やさしめの文章が載っているこちらの文章がわからない、というレベルでも。

恐らく、そういう人はまだ入試現代文を読むレベルではないと思います。具体的には、日本語の語彙を高める必要があるレベルなのだと思います。

語彙(ごい)とは、ある特定の範囲(例えば、一つの文学作品や、一個人の発言記録など)において使われる単語の総体(「彙」は「集まり」の意味)。

基本語彙
その語彙の中で中核的な部分を占める重要な語の集まりを指す。たとえば、新聞のスポーツ面での基本語彙としては「投手・打者・投球・スライダー・安打・本塁打……」などがあり得る。誰もが必ずしも日常的に使う語ではないが、対象となる文章・談話を理解するのに不可欠な語の集まりである。

Wikipedia

 

これでは、英単語がわからずに英語の文章を読むことと同じようなものなので、まずは単語(日本語の語彙)をインプットしなければならないのですね。

 

語彙に関しても、私の頃に比べ良書が増えた印象ですね。

合格者は当然知っている!読解力を押し上げる現代文単語帳4選

2018.06.17

 

ちなみに私はこれを用いていました。高2の頃行った予備校の夏期講習で勧められたから、というだけですが、良(量)書の部類だと思います。

頻出の語彙からマイナーな語彙まであります。読むだけで構いませんが、語彙がなんとなく定着するまで何度も読みましょう。

 

漢字対策もお忘れなく。

また、センター試験でも早稲田の国語でも漢字は絶対に出ます。

何か1冊、正の字チェックを用いながら毎日少しずつ書いていきましょう。

ちなみに私はこれを使っていました。

正直漢字は何を使っても一緒なので、本屋で立ち読みして、レイアウトが気に入ったものを使用すればいいと思います。

毎日コツコツやるのが大事。漢字だけに限りませんけどね。

 

おわりに

私が繰り返し述べている、「文章を素直に読んで、問いにそのまま答える」ということができれば、もう過去問を解いて学部別の問題に慣れることしか残らないレベルになります。

思いのほか早くその域に到達できた!けれど、過去問は直前期までとっておきたい!という方のために、良質な文章と解説が載った問題集も紹介しておきます。

 

最後の早稲田の国語は、私は11月くらいに解きましたかね。

私は青本派ですが、こちらは赤本のくせに解説がそこそこしっかりしています。

受験者は解いておいていいと思います。

 

 

以上になります。

本記事が現代文を得意教科にする一助となれば幸いです。

 

 




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