古文・漢文についても、現代文同様に文章を読んで、問いにそのまま答えればいいのですが、現代語とは異なった特殊な単語、特殊なルールがあるので、それをインプットする必要がありますね。
古文
古文の特殊な部分は単語と文法をインプットする必要があるというところですね。
古文単語集の中では最も多く信頼性があると思います。
また、例文を通じて学習できるので、日々のトレーニングによって古文の文章を鍛える
ことができます。この学習法はほんとにおすすめ。特に問題演習を積まなくても古文慣れします。
使用法は、例文を見て日本語訳をする→日本語訳を見る。間違っていたら正の字チェック。
というものです。1日50文やっていましたね。1周目など、辛い人は20文で1周いいでしょう。
また、どうしても覚えられない単語については、ゴロ565のゴロで覚えてしまいました。
他の単語帳についても吟味してみました。
文法はステップアップノートなど網羅的な参考書で習得すれば十分です。
分量が少なくこなしやすい上にわかりやすいです。
普通に設問を解いていくだけで結構です。
また、動詞の活用については、高校の先生に教わりましたが、
「もしもしかめよ」のリズムに乗せてむずむずじしむ~と、歌で覚えてしまうと一瞬で終わります。しかも復習しなくても長期記憶になってしまいます。(今でも暗唱できる恐ろしさ)
むずむずじしむ~ましまほし~る~らるすさす~未然形~
つ~ぬ~たりけりきけむたし~(連用)
めりなりまじらむべ~しらし~(終止)
もっとも、歌はここまでで、
なり・たり・ごとし(連体)と、さみしい(さ(サ変)み(未然)し(四段)い(已然))「り」は覚えやすいので別個に覚えちゃいましたね。
もっといい歌もあったのかな?
私は文法を習得し、600単語を習得し終わる頃には古文についてはほぼ敵なしでした。
時間的に余裕があるまたは手応えを感じたい人は以下の本をやってください。どれを解いても9割程度の正答率が得られ、まさに「無双」を体感できます。
ここでまだ伸び悩む人は、語彙と文法が足りている以上、日本語の読解力が足りないのだと言えます。
現代文を通じて演習すると間接的に伸びてくるんだと思います。
あるいは、古典的な背景が足りないのかもしれません。
古典の背景の参考書はなかなかいいものがないので、たくさんの文章問題を解いて慣れる方が良いかもです。
また、源氏物語はよく出るので、流れを掴んでおいて損はしないと思います。私が受験した年も何かの学部で出題されたと記憶しています。
あさきゆめみしという源氏物語を漫画化したものがありますが、これを読んでもいいでしょう。私は高校生の頃読みました。
しかし、こちらは人物の書き分けができていないのでやや混乱するかもしれません(ほとんど顔が一緒です)。オススメするほどではないです。
最悪、「マザコン光源氏が美人、ロリ、ブスなど数々の女性に手を出していく」という認識でも構わ・・・いやだめか。笑
一番確実なのは現代語訳にあたることですね。時間に余裕のある人はぜひ。
漢文
漢文は、以下の本をやってください。
公式を読んで問題を解くだけです。
漢文自体が簡単なのもありますが、この本が凄いのか、本当にすぐ身に付きます。1周もすれば殆ど完成します。
これをやり終えたら念のため1か月おきとかに復習する、という感じでもいいです。
ちなみに、この本で漢文の語彙対策もできます。
私は別途語彙対策はしませんでした。
そのほかの漢文の参考書についてはこちらで検討しています。
なお、公式を覚えてもなかなか点が伸びない問題に直面することもあると思います。
それは、漢文も現代文同様、「文章を理解して、設問に聞かれたまま答える」ということが重要だからです。
公式通りに訳せても、文章を理解していないと難しいのです。
この意味で、現代文の練習が、古文・漢文に活きるといえるでしょう。
ちなみに、早稲田社学は、現古融合問題というやや特殊出題がなされますが、結局公式に沿った漢文を答えさせるだけ、という問題が多いので独自の対策はいりません。
早稲田の国語(古文・漢文)おわりに
古文・漢文も知識さえインプットしてしまえば、結局は日本語の問題にすぎません。
本文に全て答えが用意されているのです。
他教科に比べてインプットする量も少ないので、さっと終えて、読解力勝負に持ち込み、得点源にしてください。
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