ストラテラ個人輸入禁止について思うところ

ストラテラ個人輸入禁止について

こんにちは。東大院生ブロガーのミナトです。

発達障害に少しでも関心がある方ならご存知かと思いますが、

国(厚労省)により、ADHDの治療薬(ストラテラ)の個人輸入が

2019年1月より全面的に禁止されています。

これについて思うところがあったのでコラム記事を。




ストラテラ個人輸入禁止 規制の趣旨

前述の厚労省通達?によると、規制の趣旨は

医師の処方せん又は指示によらない個人の自己使用によって健康被害や乱用につながるおそれ

の防止とされています。

これは欧米先進国で問題視されているスマートドラッグの濫用を主に意識した規制かなと思います。

簡単に知りたい、という方はNETFLIXの『テイク・ユア・ピル: スマートドラッグの真実』という作品が参考になるかもしれません。

 

また、国内的には、過去にはリタリン騒動、という歴史も持つので、それも考慮したのでしょうかね。

リタリン騒動とは?

簡単に言えば医師がADHDの劇薬をホイホイ出していたら、患者が異常行動(自殺未遂)に走った、というもの。

詳しく知りたい方はwikipediaの項を参照してください。

 

まあ、趣旨はわかるし、ADHDでもないギリ健の人たちが、賢くなりたいー!って軽い気持ちでホイホイ個人輸入して、

何か問題があったときに国内情勢が「ストラテラは絶対に許さん!」モードに入られるのは嫌なので規制に至るのはわかります。

※ストラテラをはじめスマートドラッグと呼ばれるものは賢くなる薬ではありません。賢くなりたければ勉強に時間を割いてください。

 

サプリメント(たとえばDMAEは記事があります)とは異なり、しっかり認識できる程度の効果と副作用もありますからね。

ストラテラによるメリットで覚醒した東大院生|なお副作用もエグい・・・

 

ただ、ただですよ

ストラテラ規制について、処方箋を貰うことの問題点も解決してくれ

っていう思いがどうしてもあります。

規制もいいのですが、規制する前に

  • 医師の処方を得ると、生命保険・住宅ローンに加入できなくなるという重いデメリット
  • そのほか医師の処方を得るイコール発達障害だと認定されることのデメリット

上記の問題を解決して欲しかったためです。

発達障害は保険業界的にはうつと同様の自害のリスクがあると捉えられるようで、ほぼ無条件で生命保険・住宅ローンに入れなくなります。

少なくとも私や友人を見る限りそんな気は一切しないし、

「ちょっと集中力が特殊な以外はフツーの人間」だと思うので、一律にレッテル貼りされるのに違和感を感じます。

また、発達障害の枠として就職すると、通常の枠に比べて同一作業でも賃金が少なくなるなどの社会的な差異が見られるようです。

 

別に、発達障害に受けられる社会の目をどうにかしてほしいって言っているわけじゃないんですね。

そんなの国が主導しても意味はなさそうですし。

 

ただ、保険など政策的なことなんかは国が主導しないとどうにもならなそうに思えるので、規制前になんとかしてほしかったところ。

なんというか、医師の処方箋をもらうのが人生に関わるデメリットになるような状態っておかしいような気がします。

 

おわりに|ストラテラ個人輸入禁止について思うところ

(性質上、「鶏が先か卵が先か」みたいな話になってしまいそうですが、)発達障害の研究が進むにつれて、また、認知度が上がるにつれて

これからも発達障害の診断は老若問わずどんどん増えていくと思います。

そうした状況の中で、規制(ムチ)に伴う保障(飴)がないと、ADHDの人たちの幸福度・パフォーマンスが上がらず、

ひいては国家の損失になるのでは?みたいな気がします。いいすぎか。

 

ストラテラを飲んだ効果とデメリットについてはこちらの記事で読めます。