『勉強は「がんばらない」ほどうまくいく』?とはどういうことか【書評】

昨日本屋で見かけた本についてです。

 

 

勉強系の自己啓発本です。あまり読まないけど勉強系の方法論は好きなんです。

 



著者紹介

朝まで生テレビを始めとして、メディアにたまに出てるのでご存知の方も多いと思いま

す。

 

著者の伊藤真さんは宗教法j・・・いえ、主に法律系に特化した資格予備校、伊藤塾の

塾長です。東大在学中に司法試験に通り、そのままカリスマ行使として君臨、今に至るんだとか。

 

そんな方の勉強哲学、気になりますよね。気になります!

軽く立ち読みして興味も沸いたので購入しました。

 

どんなことが書かれていたんでしょうか。

 

 

「がんばる」から「がんばらない」へ

「しなければならない」「こうしなくちゃ」と考えれば考えるほど、力を入れてふんばらなければならなくなります。そのがんばりは、楽しいがんばりではなく、つらいがんばりです。

引用:『勉強は「がんばらない」ほどうまくいく』

こういう考え方が根底にあると、その分集中力が余計に分散しているということを本書

は指摘します。ありのままの姿勢で勉強に臨む。勉強したいから勉強する。

 

これを見て、私は、はっとさせられました。大学院に入る前は、進んでこの道を選んだ

のに、今では何か、大学院側に勉強「させられている」気持ちがありました。

けど、もともと知的好奇心が豊富で、勉強もその延長線上にあります。私にとっても、

勉強は本来、新しいことを知れる、楽しいことなんです。

それを、日々の大量の課題から忘却し、たしかに最近では勉強が楽しく思えてなかったのです。

 

「締め切り」や「試験の合否」などは大学受験で終わりかと思っていたら、実はその先の方が追われがちだったり。

そんな喧騒の中で、勉強を楽しむ気持ち、忘れている方もいるのではないでしょうか

 

逆に、勉強を好きでやっている人は長続きするそうです。

 

では、勉強を好きになる勉強法とはどういう勉強法なのでしょう。

 

勉強を好きになる勉強法

 

その点について、勉強のモチベーションを高度な位置でキープする方法が、彼の人生哲学の要素を多分に織り交ぜて解説がなされています。

 

しかし、正直、それ関して、私は本書での彼の言ってること・哲学を理解しきれませんでした。

そもそも抽象論なため、でイメージがわきにくいこともあるが、価値観として受け入れらないことも。

 

たとえば、試験においては

「合格する人」と「あきらめた人」しかいないと思っています。あきらめない人は、いつかは合格します。

引用:『勉強は「がんばらない」ほどうまくいく』

 

とあり、例として20年、30年かかって司法試験に合格した人を挙げているんですが、いくら勉強が好きでも本当に幸せか、ベストなルートなのか考えると、問題があると思います。

 

しかし、役に立ちそうな情報もあります。

わからなくてもとにかく先へ進んで、最後まで行ったらまた最初から勉強する、そうすると、

 

何度も最初に戻って読み返していくと、らせん階段を上るように少しずつ知識の制度が高まっていき、あるとき突然、霧が晴れたように全体像が見えてきます

引用:『勉強は「がんばらない」ほどうまくいく』

 

私も昨日の勉強論で言いました。

ある程度勉強で結果を残せた人は体感しているかもしれませんが、とにかく回転させることが大事だということを著者も述べていますね。

 

「スランプ、おめでとう」

また、彼はたまに「宗教家」と冗談気味に言われることがありますが、本書ではその宗教チックな言葉遣い・表現も垣間見れます。

「スランプ、おめでとう」

引用:『勉強は「がんばらない」ほどうまくいく』

スランプは努力の証なので、スランプに陥った時は自分にそう言って褒めてあげましょう、とのことです。

 

 

勉強計画について

モチベーション維持論のあとには、勉強計画についてアドバイスが列挙されています。
こちらは具体的な説明がなされており、得るものもありました。

 

この話もそうだが、著者がよく意識されていることは、「ものの見方を変える」ということ。

例えば、計画倒れは、自分の不甲斐なさではなく、計画に問題があったから。等ですね。ポジティブに物事を捉えています。

 

また、完璧主義に陥らないように掘り下げて注意しています。

先にも触れましたが、どんどん次に進むように読み進める、などですね。

 

 

感想

役に立ちそうだなと思った部分が全体の2~3割

あとは、言葉を選ばずに言えば自己啓発本にありがちな鼓舞、自分の哲学的な内容がメインかと思います。

勉強方法について多くの言及がなされていることを期待する方は、本書はその期待にはあんまりそぐわないかと思います。

 

もちろん、全く役に立たなそうなことが並べ立てられている本もたくさんあるのでそういう自己啓発本よりは全然マシかな。

また、大事な部分は太字で塗ってあるので最悪そこだけさらえば30分で読めます。

 

本のタイトルが本文で回収されきっているか(=タイトルの答えが本文に完璧に用意されているか)は疑問ですが、序盤に書いてある勉強が楽しいということを思い出させる話完璧主義者がやりがちな勉強計画の対策の話は面白かったですね。

あてはまる人、気になる人はあまり時間をかけすぎずに読めばそこまで損はないと思います。

 

 




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