独学で何かを成し遂げようと思っている方への東大教授の教え

たとえば、大学受験や語学系のメジャーな資格であれば、独学で合格を勝ち取ることは十分に可能でしょう。私自身予備校を一切利用せず独学で突破しています。

難関資格とされるものや専門性が高い資格であれば、予備校の類を利用すべきだと言われますが、時間的・金銭的な制約、あるいは性格上肌に合わないといった理由で独学される方も多いと思います。

個人的には、独学で何かを成し遂げられないことは決してないと思っています。

今回は、私をはじめ、そんな独学主義者にとって参考となる1冊です。一部抜粋して紹介します。



独学に向く人、向かない人

完璧主義でないほうがむしろ独学には向いていることがおわかりでしょう。完璧主義だと初志貫徹しようとして壁に当たるか、やむなく方針をころころ変えて自責の念にかられるかのどちらかにならざるを得ないからです。

ですから、どうぞ気楽な気持ちで独学に取り組んでいただければと思うのです。

一般的に、独学をするからには突き詰めるタイプ、自制心のあるタイプなイメージがありますが、著者は本人を含め、むしろある程度なまけ者の方が向いているのだといいます。

ある程度勉強してから、思考して方針を決める。そのくらいの余裕をもって勉強に取り組めばいいのかも。

勉強をする際に完璧主義者に陥らないということは、以前のレビュー記事にも書いたように多くの勉強家が指摘するポイントです。

 

 

勉強をはじめる前から計画は始まっている

独学の場合、いきなり勉強をしても、実はなかなか続きません。思い立って新しい分野の勉強をはじめたけれども、三日坊主で終わってしまったという経験は、多くの人にあるでしょう。

まずは、自分の理解のパターンや無理のないペースを探すために、時間をかけていろいろと試行錯誤する機関が必要です。

 

こういった経験は自分にもありますが、たしかにその分野についてのモチベーションが不明確であった気がします。

その分野についての理解を深め、本当にこれが勉強したいんだ、必要なんだ、という動機付けの時間を設けることで、中途半端に終えて時間もお金も失い、得る者もないといった最悪の状況を防止するのです。

 

資格試験に落ち続けている人が陥りがちなパターン

ですから、みんなが良いと思っている本であっても、自分に合わなかったらさっさと捨てることが大事です。たとえ、その分野でのバイブルと呼ばれているような本であっても、自分に合わなかったら潔く捨てて、自分に合うものを探すことです。準備期間のうちに、自分なりに試行錯誤をしながら、自分に合う本や勉強法を見つけ出してほしいと思います。

完璧主義者にならないことと似ていますが、勉強のやり方への執着を捨てることが大事です。

十分に勉強計画を練り、完璧なものが完成したところで、いざそれを実行してみると思っていた理想的な状況とは異なることが多いでしょう。

理解度や暗記度が足りないといった状況です。

その場合、そのやり方に固執するのではなく、違うよりよいやり方を模索する方がよいのです。

 

 

独学をはじめる方・独学中の方は参考になるはず

『東大教授が教える独学勉強法』の一部を抜粋して紹介しました。

 

本書には以上に紹介した興味深い独学の注意点があります。こちらはモチベーション論に近いです。

引用しなかったものの、当然、学びを熟成させるプロセス、定着度を高める方法(勉強方法論)も書かれています。

 

独学をはじめる方・独学中の方は本書を参考に独学そのものについて考えてみてはいかがでしょう。