TOEIC350点の社会人に1日1時間教えたら1ヵ月で500点近くまで上がった

つい先日、SEの友達が

「昇進にTOEIC必要だから英語教えて!」

というので教えてました。

 

その人は結構な大手だったのでそんな大手企業の人に教えられる英語力はないよ・・・と断ろうとしたところ、なんと

昇進には450が必要だったみたいです。

 

そして、その社会人の友達は直近のテストで350。マジか!?

 

 

 

友人の周りでちょっと英語ができて教えを請えそうな暇人が私だったようです。

 

その相談に来たのは2月。受ける試験は3月中旬のTOEICとのこと。

いくらなんでも遅すぎィ!

 

 

そう思いましたが、結構人に教えるのは好きなので、頼まれたからには全力を尽くしました。

 

 

社会人ともなると時間がありません。勉強時間は11時間程度です。

 

 

その勉強時間を最大限に活かすためには効率と取捨選択が必須です。

 

我ながら人が良すぎるな…と思いつつ結構時間をかけて勉強プランを考え、実行しました。

 

 

 

そして、先日。それが奏功したのか

 

 

「480点とれた!」

 

 

と喜びの連絡が。

 

私自身、時間をかけて戦略を練って、その成果が出たので嬉しかったです。

 

ほぼ500。130点も上がったんですね。

 



TOEIC450点という壁

 

と、ここまで読んだ人の中には450点ってレベル低過ぎか!?とお思いの方もいると思います。

 

実際のところ私も、450点なんて簡単だから、何も勉強しなくても超えると思っていたのですが、昇進要件として存在していることからも、案外そういうレベルの人も一定数いるんだなと気付きました。

 

本人曰く、

 

「中学英単語・文法が怪しいレベル。高校英語はやばい」

 

 

とのこと。

 

これが本当だとすると、もしかすると、ある程度英語の基礎が整い、英語がそれほど苦でないTOEIC730点の人が900点を目指すのよりも、300点台の人が450点を目指す方が難しいかもしれません。

 

また、そのレベルだと勉強法すらあんまり見かけませんから何をすればいいのかわからないと思います。

 

今回私が面倒を見た友人も、

「英語が前よりわかって知識欲が沸いてきた!もっと教えて!」

とのこと。

 

(次からは勉強コンサル料としていくらかもらおうかな・・・w)

 

 

 

そこで、今回はそんな人のために今回私が勉強させたことを記事にすることにします。

 

 

 

 

これを参考に英語の苦手意識から脱却し、英語学習の第一歩として役立ててみてください。

 

 

 

何をすればよいのか

単語だけです。単語のみを1カ月やってください。

 

はっきり言ってTOEIC500点未満の人はTOEICの問題別対策や過去問をしても役に立たないと思います。

 

TOEICの問題がそもそも理解できないと思うからです。

単語が全く、もしくはほとんどわからないものをやっても効果がありません。

 

英単語がわからない人はTOEIC対策別やら過去問をやる前提を欠いているのです。

 

たとえば、以下の文章を読んでみてください。

・割引債の償還差益は、償還時に、譲渡所得として(譲渡したものとみなされる形で)、15.315%と居住者は住民税5%が源泉徴収される。○か×か

・「乙が公務員Aに賄賂を供与した際,これを幇助した。」という贈賄幇助の訴因で起訴された甲について,「乙と共謀の上,公務員Aに賄賂を供与した。」という贈賄の共同正犯の事実を認定するには,訴因変更の手続を要しない。○か×か

 

これはそれぞれ証券外務員試験と司法試験から引っ張ってきました。

専門用語を知らない人にとっては何を言ってるのかわかんないと思います。

 

英語に限らず、日本語の文章でも自分の知らない専門用語(単語)がちりばめられている文章は意味不明だと思うんですね。

 

 

また、TOEICにおいてその問題の大多数が長文問題です。文法ではありません。比重は長文が重い。

TOEICにおける長文問題は簡単なものも多いので、単語がわかればなんとか雰囲気が掴めます。

 

だからまず単語をやるべきなんじゃないかと思うわけなんですね。

 

 

逆にTOEIC対策本に入れるようなレベルに達したらもう450点レベルの壁はとっくに超えているとも言えます。

 

TOEIC400~500点はセンター試験で76.4%~ 92%取れる人が初めてTOEICを受けた

時に取れるレベルだそうです。

私が受験生時代、文法等一切やらず英単語を覚えきった時にセンター試験の点数が80%

くらいになったのでそのレベルなのかなと。

あくまで個人の見解です。

 

 

参考書

それで何を覚えるか、ということですが、

 

TOEICのみを目指すのであれば

 

金のフレーズ英単語の一択ですね。

 

TOEICで出る単語のみが厳選されているので、無駄がないです。

 

 

この本が合わなかったら英単語DUOでもいいでしょう。

 

 

 

こちらは例文形式です。

 

好みです。

 

使い方

 

ひたすら暗記です。

 

本・kindleは持ち歩けるサイズなので便利なのですが、レイアウトが不満だという方はこちらのサイトと見比べて気に入れば印刷して使用するのも良いと思います。

 

quizlet

 

 

 

 

とにかく何周もまわしてください。

 

 

また、リスニング対策としても、読解対策としても音声が必須です。

DLしてください。

 

先に挙げた金のフレーズについては無料音声がDLできます。

 

朝日新聞出版

 

 

ですが、公式アプリの方が音声再生速度や順番等便利なカスタマイズが簡単にできるのでそちらをお勧めします。

 

金のフレーズ1

金のフレーズ1

物書堂¥600posted withアプリーチ

 

(金のフレーズ1と2があります。1が旧形式、2が新形式の方です。若干内容というか並びが違うので購入した本に合わせましょう。購入ミスに気を付けてください。)

 

以下、金のフレーズを前提に具体的な使い方の説明をします。

 

1日目(夜)

 

1200単語ずつやります。1週間で1周回せればベスト。

 

まずは単語の音声だけを2回流すカスタマイズをして聞きます。(時間がないのと、単

語習得に集中するため例文の音声は流す必要はありません。)

 

 

音声と音声の間に頭の中で日本語の意味を音読します。

 

()内は自分の頭

anyway(とにかく)anyway(とにかく)

 

といった具合です。再生速度にもよりますが、大体15~30分で終わると思います。

 

ここでは単語の見た目と読み方のインプット、(意味はできればでOK)を意識すればいいです。

 

次に、

 

自分で単語を含めたフレーズを眺めていきながら、知ってる単語にマーカなどでチェックをつけていきます。知らない単語は意味をサッと見て読み進めでいきましょう

 

少ないでしょうがビジネス単語なので常識的に知ってる単語もあると思います。

modern(近代的)、total(全部の)等

 

 

1度チェックした単語は復習の際2度と見なくていいです。

 

これも200語くらいなら30分くらいで終わります。

 

合計で1時間くらいです。これでこの日の勉強は終わりです。

 

2日目の朝

これが肝心です。

 

 

朝、通勤電車の中でもなんでもいいですが、起きてから時間のあるうちに、前日やった

200単語をサッと復習します。

 

 

やり方はそれぞれやりやすい復習法で良いと思いますが、私が教えてたやり方では単語→日本語、単語→日本語を1単語の1セットとしてました。

 

まだ記憶が新しく定着しかけているのでほんとに10~15分とかでサッと見通せると思います。

 

めんどくさいですがこれをやれば後々楽です。

 

2日目の夜

そして、その日の夜には、前日と同じ過程で新しい200をやります。

 

3日目の朝

これまでやった分から通してサッと見通します。

2日目の復習であれば201単語~400単語ではなく、1単語~400単語です。

 

もちろん、何日目なのかということや、定着度によりけりなので個人の判断で減らしていくといいでしょう。

 

ただ、覚えて行けばいくほど金のフレーズの1000単語は相当少なく(すぐ終わるように)感じるようになります。

 

 

 

以上のサイクルを繰り返していきます。

 

とはいっても、なんだかんだ忙しい日があったり、疲れる日があったりで思うように勉強できない日があるでしょう。

私の友人はそうでした。

本番までに600/1000単語程度覚えていれば上出来です。

 

当然、覚えられるに越したことはないです。

 

覚えた!と確信が持てるほどになったら、長文読解のパート別対策を始めるのが良いと思います。

 

そこまでいける人はそういません。とにかく最初は単語を頑張ってください。

 

 

奥の手

 

上記の勉強法が嫌だ!けど単語暗記も楽にしたい・・・

という方に、劇薬とも言える良書をおすすめします。

 

 

それがこちら。

 

 

主に受験生向けの本なので、TOEICと全て被るわけではありません。

 

ですが、TOEICと大学受験の単語は体感上ある程度重複しているため結構の恩恵を得られると思います。

 

この本は、英単語→日本語を音読させていくものですが、実際に面白いほど記憶できます。私は高2の頃、実際に使用していた時期がありました。

 

通常再生で1冊1時間で終わります。

3日も音読していると、単語を見ただけで勝手に脳内反復されるようになります

1週間もやる頃には全て暗記できていたでしょうか。

センター試験なんかは、単語暗記だけで8割は切らないようになるので多くの受験生にとってありがたいでしょう。

 

それほど素晴らしい本です。

 

しかしながら、暗記のための音読の時には発音はあまり意識されないため、同音の別単語や似た発音の単語の暗記に困ります。(adapt,adoptなど)

また、一単語に一つの意味なので、多義語に対応できません。

更に、これが致命的なんですが、単語を見ると反復的に日本語が介されるようになるので、長い目で見た時長文読解、特に速読を意識したくなるレベルになってから、新たに矯正(ここでは省略)が必要になります。

 

なので、長期的に英語を伸ばしていきたい!という方はやめた方が良いかもしれません。

 

ただ、暗記しやすさはピカイチなので、諸刃の剣として必要な方のみ買ってみるのはいかがでしょう。

 

 

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか。
英語学習の前提、第0歩として、基礎単語を頭に入れてしまってください。

TOEICのための英語学習を楽しむことができるのはそれからだと思います。

 

ぜひ上記の勉強法を参考に、ステップアップしてください。

 

 

 




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